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妊娠初期〜中期に不正出血や下腹痛などがあった場合、安静だけでよくなる場合もありますが、入院加療が必要になることもあります。
その場合は入院施設のある病院へご紹介いたします。
妊娠中期以降に子宮収縮が起こったり、子宮頚管長が短くなって切迫早産兆候を示す場合も入院が必要になります。
なるべく早めに兆候を捕らえて対処する必要があります。 |
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60〜70%以上の妊婦さんは妊娠後期に貧血(血液の血色素量が低下する状態)を起こす可能性があります。
バランスのよい食事・鉄分の多い食材をうまくとることによって予防できる可能性があります。
妊娠27週以降で血液検査を施行し、必要があれば鉄剤を処方いたします。 |
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妊娠後期に高血圧・蛋白尿・浮腫などが出てきた場合は、妊娠中毒症といわれる母体・胎児管理が必要な重篤な疾患になる場合があります。
妊娠初期からの管理が重要で、定期的な妊婦健診を受けるとともに、尿検査や体重管理が大切になります。
重症になると胎児・母体の生命にもかかわってくることがあります。 |
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当院では妊娠初期から毎回超音波で胎児チェックを施行しております。
妊娠初期ではCRL(頭殿長・頭から弁部までの長さ)を計測することにより発育が順調かどうか、初期の大きな奇形がないかどうか、中期以降はBPD(大横径・頭の直径)・FL(大腿骨の長さ)など計測することにより、胎児の発育が順調かどうか、心臓や他の臓器に異常がないかどうかチェックしております。
異常がある場合は保険扱いになりますが、異常がない場合は自費扱いになりますのでご了承ください。 |
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